シルエットフォーミュラ―祭り「タミヤ1/20 クレマーポルシェ935ターボ」#14 完成
皆さん、こんばんは。
クレマーポルシェ935ターボ完成しました!
でわ、完成までをご覧ください。
まずは懸案事項だったリア右側のインテーク。
ここはメッシュになっているんですが、プラパーツは軽くメッシュのモールドがあるだけです。しかしこのままでは何ともしがたいので、何とかしたいところです。
しかしいい方法が見つからず、工作は最後に回しました。
で、プラパーツにまずはお湯まるで型を取り、その出来た雌型とプラパーツでメッシュを型押ししてみました。
最初はエポパテで作ったコピーを一回り小さく削って、これにメッシュを押し当てて作ろうとしたのですが上手くいきませんでした。
型から外したら形を整えて出来上がり。
そしてメッシュを留めている枠は0.3mmのプラ板で作りました。
インストではこの枠はボディカラーとのことなので、同色で塗装します。
ボディに接着したら、リベットを埋め込みます。
リベットを埋め込んだら、裏側からメッシュをはめ込んでエポキシボンドで固定して完了。
ワイパーはアームが長すぎて先端がウィンドウの外にまで出てしまうので、アームの一段細くなる部分(実車では平たい板状のところ)でカットし、長さを詰めて再接着しました。
キルスイッチなどはエバグリや金属線で自作しました。また、ボンネットの中央には空気取り入れ口があって穴が開いているんですが、キットはプラが厚く、また硬いため穴開けはせず、ハセガワの艶消し黒フィニッシュの細切りを貼っています。
またワイパーの根元には三角状の風除け?があるようなのでプラ板で自作しました。
次にこれも懸案事項だったマフラー!
ここはキットのままだと太い方のマフラーがボディにガッツリ干渉します。
そこで仕方なくマフラーを数ミリ下げることにしました。
これでボディと干渉しなくなりました
それからリアサイドのインタークーラーです。
ここはメッシュを付けましたが、そのままでは筒抜け状態なので、ジャンクパーツ(たぶんタミヤ312Tのオイルクーラー)でインタークーラーをそれらしくデッチアップしました
リア最後部のスポイラーは、製作当初に切り飛ばしましたが、0.3mmプラ板で自作しました
さて、いよいよボディとシャーシを合体です。
しかしなぜかシャーシを付けるとボディに対して斜めになり、ちゃんと付きません。
もしやと思い、マルティニポルシェのボディ後部の受けと、もう1個の手持ちのクレマーの受けを比較確認してみると・・・
マルティニポルシェ
クレマーポルシェ
ご覧のように、マルティニとクレマーではなぜか受けのコの字が逆になっています。一方シャーシは共通です。
このシャーシの左右の出っ張りは大小になっているのですが、マルティニだとシャーシはちゃんと中心にきますが、クレマーではシャーシが右側にずれてしまいます。
ここはシャーシの大きい方の出っ張りを少々カットして、小さい方の出っ張りに接着して修正しました。
これからクレーマーポルシェを作る方は注意しましょう。
しかし昔のキットとはいえ、タミヤさん大チョンボですな。
最後にこれもどうしようか迷っていたロールバー。
実はボディをのせると、意外にロールバーの高さが低いことが判明しました。これに前部のロールバーを自作しても、かなり下がった状態になってしまい、見栄えが逆に良くないのでそのままとしました。
ここはちゃんと作るなら、ロールバー全てを作り直さないとダメですね。
では完成画像です
タミヤ1/20 クレマーポルシェ935ターボ
製作開始:2013年1月6日
完 成:2013年8月17日
価 格:¥2200(再版価格)
仕様D.UPパーツ:ST27/ポルシェ935用エッチングセット、モデルファクトリー・ヒロ/シートベルトセット、メーカー不詳/黒い金網(#80)、ジャンクパーツ等
今回はシルエットフォーミュラ―祭りに便乗して、長年作りたかったクレマーポルシェを作ることができました。この場を借りて祭りを盛り上げてくださったドカ山さん、そして参加者の方々にお礼申し上げます。
このキットは初版が1978年ですが、私が製作したキットはたぶん10年ほど前に再版されたものです。
ボディカラーに関しては、Racing On誌のシルエットフォーミュラ―特集の実車を参考に塗料を調色しましたが、もう少しグリーンを強くした方が良かったかなと反省。
ブログの画像では、青みが強いですが、実際はもう少しグリーンがかっています。なので、もっとグリーンを強くしておけば画像でもそのように写ったかなと・・・
ちなみにモデル化された実車は、当時最後は大クラッシュしたそうで、Racing On誌の実車は、そのあとに作られた2号車だそうです。
そのため細部が微妙に違い、製作の際はキットとの違いに惑わされました(笑)
またプラが非常に硬くもろいため、製作の際には細いパーツや薄いパーツには注意が必要です。
しかし完成するとやっぱカッコイイですね(自画自賛)
ではまた!
クレマーポルシェ935ターボ完成しました!
でわ、完成までをご覧ください。
まずは懸案事項だったリア右側のインテーク。
ここはメッシュになっているんですが、プラパーツは軽くメッシュのモールドがあるだけです。しかしこのままでは何ともしがたいので、何とかしたいところです。
しかしいい方法が見つからず、工作は最後に回しました。
で、プラパーツにまずはお湯まるで型を取り、その出来た雌型とプラパーツでメッシュを型押ししてみました。
最初はエポパテで作ったコピーを一回り小さく削って、これにメッシュを押し当てて作ろうとしたのですが上手くいきませんでした。
型から外したら形を整えて出来上がり。
そしてメッシュを留めている枠は0.3mmのプラ板で作りました。
インストではこの枠はボディカラーとのことなので、同色で塗装します。
ボディに接着したら、リベットを埋め込みます。
リベットを埋め込んだら、裏側からメッシュをはめ込んでエポキシボンドで固定して完了。
ワイパーはアームが長すぎて先端がウィンドウの外にまで出てしまうので、アームの一段細くなる部分(実車では平たい板状のところ)でカットし、長さを詰めて再接着しました。
キルスイッチなどはエバグリや金属線で自作しました。また、ボンネットの中央には空気取り入れ口があって穴が開いているんですが、キットはプラが厚く、また硬いため穴開けはせず、ハセガワの艶消し黒フィニッシュの細切りを貼っています。
またワイパーの根元には三角状の風除け?があるようなのでプラ板で自作しました。
次にこれも懸案事項だったマフラー!
ここはキットのままだと太い方のマフラーがボディにガッツリ干渉します。
そこで仕方なくマフラーを数ミリ下げることにしました。
これでボディと干渉しなくなりました

それからリアサイドのインタークーラーです。
ここはメッシュを付けましたが、そのままでは筒抜け状態なので、ジャンクパーツ(たぶんタミヤ312Tのオイルクーラー)でインタークーラーをそれらしくデッチアップしました
リア最後部のスポイラーは、製作当初に切り飛ばしましたが、0.3mmプラ板で自作しました
さて、いよいよボディとシャーシを合体です。
しかしなぜかシャーシを付けるとボディに対して斜めになり、ちゃんと付きません。
もしやと思い、マルティニポルシェのボディ後部の受けと、もう1個の手持ちのクレマーの受けを比較確認してみると・・・
マルティニポルシェ
クレマーポルシェ
ご覧のように、マルティニとクレマーではなぜか受けのコの字が逆になっています。一方シャーシは共通です。
このシャーシの左右の出っ張りは大小になっているのですが、マルティニだとシャーシはちゃんと中心にきますが、クレマーではシャーシが右側にずれてしまいます。
ここはシャーシの大きい方の出っ張りを少々カットして、小さい方の出っ張りに接着して修正しました。
これからクレーマーポルシェを作る方は注意しましょう。
しかし昔のキットとはいえ、タミヤさん大チョンボですな。
最後にこれもどうしようか迷っていたロールバー。
実はボディをのせると、意外にロールバーの高さが低いことが判明しました。これに前部のロールバーを自作しても、かなり下がった状態になってしまい、見栄えが逆に良くないのでそのままとしました。
ここはちゃんと作るなら、ロールバー全てを作り直さないとダメですね。
では完成画像です
タミヤ1/20 クレマーポルシェ935ターボ
製作開始:2013年1月6日
完 成:2013年8月17日
価 格:¥2200(再版価格)
仕様D.UPパーツ:ST27/ポルシェ935用エッチングセット、モデルファクトリー・ヒロ/シートベルトセット、メーカー不詳/黒い金網(#80)、ジャンクパーツ等
今回はシルエットフォーミュラ―祭りに便乗して、長年作りたかったクレマーポルシェを作ることができました。この場を借りて祭りを盛り上げてくださったドカ山さん、そして参加者の方々にお礼申し上げます。
このキットは初版が1978年ですが、私が製作したキットはたぶん10年ほど前に再版されたものです。
ボディカラーに関しては、Racing On誌のシルエットフォーミュラ―特集の実車を参考に塗料を調色しましたが、もう少しグリーンを強くした方が良かったかなと反省。
ブログの画像では、青みが強いですが、実際はもう少しグリーンがかっています。なので、もっとグリーンを強くしておけば画像でもそのように写ったかなと・・・
ちなみにモデル化された実車は、当時最後は大クラッシュしたそうで、Racing On誌の実車は、そのあとに作られた2号車だそうです。
そのため細部が微妙に違い、製作の際はキットとの違いに惑わされました(笑)
またプラが非常に硬くもろいため、製作の際には細いパーツや薄いパーツには注意が必要です。
しかし完成するとやっぱカッコイイですね(自画自賛)
ではまた!

この記事へのコメント
すごい!カッコイイですねぇ!
リアのインテークはバッチリ決まってよかったですね。この方法は私もマルティーニを作る時のために参考にさせていただきます。要所をメッシュに置き換えるだけでも、かなりリアルになりますね。更にリベットや突起物などを追加すると完璧!
グリーンは画像で見ても全然違和感ないですよ。(笑)
私は先週あまり進めることが出来なかったのですが、更に明日から帰省なので製作はしばらくお休みです。(^_^;
要所要所がカッチリと決まっていて、流石ヒロシさん。
手を掛けただけ、愛情も倍増でしょう。
ちょーかっけー!
もう最高!
ストライプがきれいですね。
手を掛けただけの事はあります。
メッシュ部はそうやるんじゃないかな?
と思ってた方法で作られましたね。
ロールバー、まあのぞかなきゃ(笑)
次のアメ車も色々解説付きで
お願いします(笑)
リアのNASAスクープはどうやろうかかなり悩みました(笑)
やってみたら意外と簡単だったのでお勧めですよ。
マルティーニもデカールを揃えてあるのでそのうち作りたいですが、今回のクレマーで出来なかったロールバーなどを完全再現してみたいですね。
帰省お気をつけて!
今回は外装周りを重点的にやりましたが、次回マルティーニを作るときは内装やエンジンなどももっと手を入れたいですね。
ストライプはやはり苦労して塗装でやった甲斐がありました。
メッシュ部は立体的に成形するのが難しいと思ったんですが、やってみると意外に簡単にできたので良かったです(笑)
次のアメ車も楽しみにしていてください。
いつもどおり丁寧なお仕事で素晴らしい仕上がりです。
今年はホビーフォーラムとかで拝見できるでしょうか。
そう言っていただけると励みになります
ホビーフォーラムはもしかするとBMで参加できるかもしれません。
いやークレーマーの完成品初めて見ました!
ラジコンボディの方は良く見るのですが。
全ての部分に手が入っていて素晴らしい仕上がり。
リアのメッシュから見えるエンジン部
何と言っても特徴的なボディカラーがステキです。
936のマルティニストライプも塗装で仕上げられただけに
今回のストライプは「あちら」よりも楽だったのでは??なんて勝手に想像してしまいます。
次のアメ車も期待しております!
お疲れさまでした~
できればエンジンやコクピットももっと手を入れたかったんですが、まぁ、今回はこれで良しとしました(笑)
ストライプは当初考えていたより難しかったです。というのも左右のバランスや各色の幅などを合わせるのが大変でした。
ある意味、936より手が掛かったかも(笑)
次のアメ車は気楽にいきたいと思います。
遅ればせながら完成おめでとうございます。
改めて最初から読み直しましたが
丁寧な仕事が完成度の高いモデルになることを痛感。
とはいえなかなか真似出来ないんだなあ、これが。
まあ自分の性格と諦めて(笑)またどこかで拝見させていただけるのを楽しみにしています!
丁寧かどうかは分かりませんが(結構雑な部分があったりします)、見た目は良く見えるようで一安心です(笑)
やっぱり良いなぁ935。
シルエットフォーミュラーの大道ではありますが
クレマーのボディーカラーも渋いです。
後ほど画像とコメントを頂戴しますね。
有り難うございました。
このカラーリングのポルシェをずっと作りたかったので、今は満足です(笑)
シルエットフォーミュラ―は今年後半から来年初めにかけてもっと盛り上がるかもしれませんよ~(笑)
いやはやカッコよ過ぎでしょw DUもツボを押さえてバッチリ決まってますね。
これはゼヒ実物拝見したいっす。
私もシルエットフォーミュラやりたいんですけどねぇ… まぁ秋までにはなんとか(^^;
シルエットフォーミュラって好きな車種がたくさんありますが、キットの状態を考えるとなかなか手が出ないですねえ。こうやってバシッと仕上げられた完成品を見るとワクワクします。
見ている途中もすごいなーと思っていましたが、完成すると雰囲気があって本当に素晴らしいです。
私も複製量産に
♪おゆまる♪を活用してました
(=^_^=)
細かなディテールは難しいみたいだけれど
(^.^)雰囲気の型抜きには良いアイテムですよね
次回に私もblog紹介しようかしら?
\(^ー^)
そしてチョー遅レスごめんなさい。
うっかりしてて気がつきませんでした(^_^;)
yaszoさんのシルエットフォーミュラ―も見てみたいなぁ…
そしてまたチョー遅レスごめんなさい。
このキットは古いのでそれなりに手が掛かりますけど、作り甲斐のあるキットです。
近い将来マルティニ935も作りたいです。
そしてまたまたチョー遅レスごめんなさい。
おゆまるは何度も使えて便利ですよね。
ちょっとしたものの複製には重宝しますね。