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タミヤ1/12 NISSAN フェアレディ 240ZG ストリートカスタム再販記念 制作ポイント解説

もうご存じの方も多いと思いますが・・・

タミヤ1/12 ビッグスケールシリーズ No.51の1/12 NISSAN フェアレディ 240ZG ストリートカスタムが今月のクリスマスに久々に再販されますね。
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何やら某大手家電量販店の通販予約は、あっという間に完売したようですが、再版を待っていた方々にとっては嬉しいクリスマスプレゼントになりそうです。

で、前回の発売が2014年なので7年ぶりの再販ですが、私はその2014年に買ったキットを昨年完成させましたので、今回再販記念というとこで制作の際のポイントなんかをご説明しようと思います。

当ブログにはもう何度も出てますが、これがその作品💦
詳しくはコチラ
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まずこのキット最初の発売は1972年で、実にほぼ50年前の製品(金型)なので、当然今のタミヤのパチピタを期待するのは無理というものです(笑)

ワタナベのホイールやバケットシート、3連キャブレター、ストラットタワーバーなどがセットされた「ストリートカスタム」は先ほども言いましたが2014年の発売です。

基本的に従来のパーツはそのままで金型の変更などは行われていないようです。
ただしストリートカスタムの3連キャブレターは当初サファリ仕様のものがセットされたのかと思ったんですが、よく見るとストリートカスタムのために新たに新規の金型で作られているようですし、ワタナベのホイールやタワーバーなどももちろん新規に起こされた金型です。

ではそれらを踏まえて各セクションごとにご説明しましょう。

ボディ&シャーシ
とにかく古いキットなので、まずは仮組をきちんとしましょう。
とくにボディはアチコチ合わないこと合わないこと・・・(笑)

Gノーズとボディとのフィッティングはあまり良いとは言えず、十分な擦り合わせをしても若干の段差が生じます。
また接着面積が少ないので、裏側からティッシュ&瞬着などで補強しておいた方が良いでしょう。

バンパーはフロントに関しては左右先端が少し長すぎるようで、オーバーフェンダーと干渉します。
ここは実車を見ながら数ミリ短く加工すると良いと思います。

ドア、ボンネット、リアゲートは開閉式なので、これまた十分な擦り合わせが必要です。
ドアのヒンジは特に細工をしないでもキットのままで十分ですが、閉めた際の「ピッタリ感」を望むならネオジムなどを仕込むと良いでしょう。

このキットで最大の難関がフロントとリアゲートの窓枠(ウェザーストリップ)でしょう。
軟質樹脂でできた窓枠を裏から熱したマイナスドライバーなどでとかして留めるという方法で、パッと見はリアルに見えて当時は「すげ~!」と思いましたが、すき間は空くしヨレるしで・・・

実際これを改修するとなるとかなり大変なので、よほどテクニックに自信のある方以外はキット通り組んだ方が賢明です。

シャーシは大きな問題はありませんが、エンジンルームをD.UPするなら塗装前などに事前に加工等が必要になります。
またキットの車高はノーマルなので、少しシャコタンにしたいという方はダンパーの皿の位置を下げてやると簡単に落とすことができます。
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エンジン&エンジンルーム
エンジンはパーティングラインなどを処理すればフィッティング等は問題ないでしょう。
ただ付属のプラグコードは実車と比較するとちょっと太い感じがするので、別売のコードなどを使うのも良いと思います。

ストリートカスタムでは3連キャブレターにアルミ挽き物のエアファンネルが付属していますが、EXマニは純正のまま。
ここはやはりタコ足&デュアルマフラーなんかをセットして欲しかったですね。
最近なら3D CADなどで自作できる方もいるかな?
あとスロットルリンケージなどは再現されていないので、この辺りも手を入れるとより本物っぽくなります。
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エンジンルームに関しては最近出た1/24の方がリアルに再現されているので、それを参考にするのも良いかもしれません。
とくにボディ側のボンネットキャッチは1/24の方がよりリアルです。
私はプラバンと洋白板などで自作しました。

キット
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改修後
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室内
室内は純正シートかバケットシートを選択して取り付けます。
フロアのパーツは軟質樹脂の一体成型ものですが、これが塗装できない(してもすぐ剥がれる)厄介者。
これはそのまま使うか、どうしても塗装したい場合は、模型電動士さん直伝のボンドGクリアーをタミヤのエナメル溶剤で溶いたものをエアブラシで吹いてから塗装すると剥がれません。

それからルームミラーにはミラー用のシールが付属していますが、これがなぜか全然形状が合いません。
タミヤさんにしては珍しいミスですが、今回の再販では改訂されているのかな?
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私は0.15mm厚の洋白板を形状に合わせてカットして磨いたものを使用しました。

またセンターコンソールは左右の側面にかなり目立つヒケが生じているのでパテで修整すると良いと思います。

グローブボックスは蓋が別パーツなので、接着部分の凹部を切り取り内部をプラバンで作って開閉式にすると面白いです。
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クリアーパーツ
ウィンドウなどのクリアーパーツは当時の金型なので透明度がイマイチです。
なので全てのパーツを研ぎ出しの要領で磨いて使用しました。

リアゲートのガラスには熱線があるんですがキットでは再現されていません。
拘る方はスジを入れて再現すると良いと思います。

え?私ですか?
当然入れましたよ(笑)
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ボディカラーと塗装
ボディカラーについてはマルーン、ホワイト、レッドが純正色だったと思いますが、この点についてはタミヤさんの1/24のキットに詳しく書かれていると思います。

マルーンにする方はタミヤさんの缶スプレーを使う方が多いと思います。
まさに実車そのものの色で素晴らしいんですが、実はこの色意外にも隠ぺい力がないんです。
そのまま吹くとなかなか下地が隠れてくれません。
なので下地に黒サフやオキサイドレッドサフを塗っておくと奇麗に発色しますよ。


まぁ、だいたいこんな感じでしょうか(笑)

キットにはワタナベのホイールが付属していますが、浅リムなのがちょっとという方も多いと思います。
私も使用したstudioロッソさんのワタナベホイール&タイヤセットはボルトオンで装着できますのでお勧めですが、現在在庫切れのようです。
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もしかしたら今回の再販に合わせてまた生産してくれるかもしれないですね。
ただしロット数はそう多くはないので、見つけたら即注文です

簡単な解説でしたが、これから制作する方々の参考になれば幸いです。
古いキットなので完成させるまでは大変ですが、完成するとその迫力は素晴らしいです。
ぜひ頑張って制作してみてください。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた!

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この記事へのコメント

Studio Rosso
2021年12月02日 21:01
こんにちは。
ホイールのご紹介をいただきまして誠にありがとうございます。
来年3月ごろになるかもしれませんがホイールの再販を検討しております。
よろしくお願いいたします。
ヒロシ
2021年12月03日 00:19
Studio Rossoさん、こんばんは。

>ホイールのご紹介をいただきまして誠にありがとうございます。

いえいえ、どういたしまして(^^)

>来年3月ごろになるかもしれませんがホイールの再販を検討しております。
>よろしくお願いいたします。

「良いものは良い!」ということで、待ってる方が多いですので、再販されたら皆さん喜ぶと思います。