F-16I “イスラエル空軍”製作記 (モデルアート09年6月号より)

みなさん、こんにちは。
8月に入りましたがいまだに天気がパッとしない日が続いていますが如何お過ごしでしょうか。
先日タミヤモデラーズギャラリーも終了しましたが、今年は行きませんでした。他の方のブログで訪問記を拝見して、まあ、あえて行くほどのこともないかな?と。
もっとも忙しくて行こうにもなかなか時間が無かったのも事実なんですけどね

さて、最近は作例の方に時間を取られて、P-39やすぴすぴすぴっと祭りのスピットもちょっと進行が停滞してます。アルファに至ってはまったく手付かずな状態・・・

なのでブログの方も製作記を書こうにも書けないんですよね。
作例は久しぶりのカーモデル、しかもフルディテールアップ(たぶん)なもので結構大変です
とはいえ、久々のカーモデルの作例に萌えている燃えているので大変なのですが楽しいです。
納期は9月半ばなので、それまではプライベートの模型はちょっと脇に置いといて・・・といった感じです。

そんな訳で、何かネタは無いかな~と考えていたところ、ハセガワから1/48 F-16I “イスラエル空軍”が8月下旬に再販されるとのこと。
それに最近F-16祭り勃発したようで、この機を逃す手はありまへん(笑)
本当なら私も参加したいところ(参加するならタミヤのサンダーバーズかな)ですが、如何せん上記のような状態でとても余裕はありません。
ということで、今年の6月号のモデルアートの作例で製作した同キットの製作記でも書いてみようかと思います。
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本の方では省かれたところや書けなかったところを含めてこれから製作される方の参考になればと思います。
もっともその後キネティックからもF-16Iが出ましたし、このキットには兵装関係もセットされてるのでどちらを買うか迷うところかもしれません。

本でも書いてますがこのキットをちゃんとしたイスラエル空軍仕様にするには結構手間が掛かります。
製作の際には編集部からそのものズバリの資料本をお借りできたので、余計に実機との違いを感じた次第。できる限り手を加えたのですが、それでも時間の関係で諦めた部分も多かったので、いまいちの部分もありますが自分としてはマアマアの再現度ではないかと思います。

それではスタートです。

組み立て
コクピットのサイドコンソールはマスキングしてエアブラシ。
マスキングに手間は掛かりますが、この方がきれいに仕上がります。
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コクピットで手を加えたのはエッチングのシートベルト(ファインM)と資料で確認できた後席前の追加された計器の左にある手すりだけ。
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ドーサルスパイン右にあるエア抜きは穴を開口しました。
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余計なところにキズをつけないようマスキングテープでガードしておきます。
最初はピンバイスで2つくらい穴を空け、それをデザインナイフで楕円に加工しました。
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垂直尾翼の付け根にはすき間が生じます。
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主翼を胴体に差し込むとかなりガタガタなので差込部にプラ板を貼って調整しました。
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しかしやはり胴体と主翼との接合部には段差ができるので、なるべく上面はスムーズにして下面に段差を持ってきて修正しました。
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作例に使ったキットだけかもしれませんが、主翼を両面接着してから湾曲しているのに気付きました。
これは強引に曲げて直しました(笑)
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胴体後部下面にはパッチ?なのかパネルが一段浮き上がって付いているのでそれを再現しました。
形状と大きさは資料から判断しています。
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インテークの中はここの継ぎ目が目立ちます。
ここはタミヤの白いラッカーパテで埋めて目立たなくしました。
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このキットはインテークの奥が行き止まりになってますので塗装でらしく誤魔化しました。
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実機ではコクピット右側にスリットがあるのでそれを追加します。合わせてその周りのパネルラインも追加します。
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スリットはプラペーパーで。これ3枚しかありませんが実機は4枚だったかも?
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その後方にあるスリットは埋めておきます。
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機首上部のアンテナは基部を薄く修正
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その機首のところはパネルを追加
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主翼下の胴体に付くインテークのパーツは、胴体からスムーズに繋がっているのでパテでそのように修正しました。
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胴体後部は点検扉等のモールが抜けているので出来る範囲で追加しました。
実際ここをちゃんと修正しようとしたらかなり大変です。
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本の方でも指摘してますが、ここに付くインテークのパーツは小さすぎる上形状もちょっと違います。
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ジャンクパーツで追加したところ。因みにジャンクパーツはタミヤのスピットの機首下の余ったパーツを加工(笑)
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それからここもジャンクパーツで追加していますが、キットにはパーツも無いので資料がないと気が付かない部分です。
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新規の排気口?のパーツが付くこの部分はキットにある凹みを埋めておきます。
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このキットで最も辛い出来なのがパイロン!
パネルラインがほとんど無い上に豪快なヒケには、真剣にタミヤのキットからのコンバートを考えたほど
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前脚のオレオリンクは初期のタイプなんでしょうか?実機とはまるで違うのでプラ板で自作しました。
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ほぼ組み立て&修正を終えた胴体
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塗装
迷彩のマスキングはひっつき虫
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ブルーは実機の写真を見る限りビン生よりも若干緑がかっているように感じたので312番を加えています。
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注意したいのはキャノピーの枠の塗装。
塗装指示どおり、またキットの枠どおり塗ると実機と同じになりません。
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このキャノピー実は最初にキットに付属していたものですが、変形していたため修正したのですがどうしても閉めるとすき間が生じるため、作例では後から送られてきた正規の透明パーツの方で塗り直したものを使用してます。
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実機はこうなってます!
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ちなみにキットの塗装図はこう言っちゃなんですが、結構いい加減
たとえば迷彩パターンに関しては、実機とかなり違う部分もあるので資料を見て確認したほうがいいでしょう。実機では2パターンの迷彩があるようですがハッキリとは分かりません。また機体によっては部分的に塗り直ししているものもあるようでその機体だけパターンが一部違っていたりします。

それから各翼前縁はグレーに塗られていますがキットの塗装図は主翼だけだったと思います。他の模型誌の作例ではこの部分を塗っていないものもあったので注意しましょうね。

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この記事へのコメント

日の丸航空隊
2009年08月06日 19:04
こんばんは。
イスラエル機。かなりの修正点があるようですね。
本も拝見しましたが、更に隠れた点があるとは・・
私は、現用機はほとんど作らないのですが、技法の参考にさせていただきまする。
ヒロシ
2009年08月06日 20:05
日の丸航空隊さん、こんばんは。
そうなんですよ~
本の方では文字数に制限があるためどうしても細かいことまでフォローしきれないんです。
ほんとに修正点を挙げたらキリがありません(苦笑)
2009年08月06日 22:35
さっすがヒロシさん、細かく改修されていらっしゃいますね!
限られた制作期間を物ともしない完成度で拝見した実物もかなり良かったです。
以前自分のブログでも書きましたが実物の何倍も大きく掲載されても破綻が見えない丁寧さを最近真似させて頂いております^^;
ヒロシ
2009年08月06日 23:03
雪さん、こんばんは。
お褒め頂きありがとうございます。
この作品は実機の資料本を編集部から拝借できたので、より細かい部分まで修正できました。
誌面には仰るとおり実物の何倍も大きく掲載されることがあるので丁寧に仕上げることを心がけていますが、まだまだ精進しないと・・・
お互いがんばりましょうね。
雪風
2009年08月07日 11:58
F-16Iのキット、私も持ってるんですが、結構改修点がありますね。本の方と共に、かなり参考になりました。ありがとうございます。

それにしても出来映えの素晴らしさは、さすがプロですね。いつも丁寧な完成品に唸りっぱなしです。
ヒロシ
2009年08月07日 15:22
雪風さん、こんにちは。
そう言っていただけると嬉しいです。
元のキットは永年選手なので辛い部分もありますが、手を加えれば加えた分だけ素晴らしい作品になると思いますよ。
APACHE@実家♪
2009年08月08日 23:33
こんばんは、ヒロシサン。
支援射撃、有難う御座居ます♪

タミヤの傑作KITが出てしまったので影が薄くなった感のあるハセガワViperですがプロポーションや組み易さ自体はプラモの御手本みたいな良いKITだと思うんですよね。・・・ロートル感も凄いケド。
その"ロートル"な部分、実機のUp To Dateに合わせた細かい改修の積み重ね、さすがライターさんです。未だ製作機を決めかねてるF-16祭の機種選定の参考にさせて頂きます♪
ヒロシ
2009年08月09日 12:03
APACHEさん、こんにちは。
僅かでも支援射撃できたようでなによりです

ハセガワのキットは実際組みやすくて、プロポーションもいいですよね。
ロートルな部分に手を加えていくのもまた別の楽しみがあるので、決してこのキットを否定できないです。確かにタミヤは傑作ですけどね・・・(笑)

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